ひな祭りが過ぎ、春本番の足音が聞こえてきました。今年は買ってきた苗ではなく「種」から育てるガーデニングに挑戦してみませんか?
種まきなら、市販の苗では出会えない珍しい品種を低コストでたくさん用意できるのが魅力です。今回は、初夏から秋にかけての庭を彩る、洗練された草花を3つ厳選しました。
ゼロから芽吹く喜びとともに、ワンランク上の庭づくりを楽しみましょう。
1. 【春の種まき】初夏から秋の庭を彩る「主役候補」の一年草・多年草3選
1.1 ポーチュラカ
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夏の厳しい暑さや乾燥にも負けず、次々と花を咲かせるポーチュラカ。地面を覆うように広がるため、花壇の縁取りやグラウンドカバーとして活躍します。
艶やかな葉と、晴れた日中に開く色鮮やかな花のコントラストが美しく、モダンな雰囲気の庭にもよくなじみます。
日当たりと風通しの良い環境さえ整えれば、水やりの手間も少なく、忙しい現代のライフスタイルに寄り添ってくれる頼もしい存在です。ただ、多湿には弱いため、土がしっかり乾いてから、喉を潤すようにたっぷりとあげてくださいね。
1.2 キンギョソウ
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金魚の尾ひれを思わせる、ふっくらとしたユニークな花姿が魅力のキンギョソウ。風にそよぐ柔らかな花穂が、庭にやさしい動きとリズム感を与えてくれます。
高性種から矮性種までバラエティ豊かで、花壇の背景や寄せ植えのアクセントなど、植える場所に合わせて選べるのも嬉しいポイント。縦のラインを意識した、奥行きのある庭づくりに役立ちます。
キンギョソウの種は光を感じて芽を出す「好光性種子」です。土はかぶせないか、種が隠れるか隠れないか程度にごく薄くパラパラとかぶせるのが、上手に発芽させるコツです。
1.3 ペチュニア
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春から秋まで長く開花し、ガーデニングの定番として親しまれているペチュニア。近年は品種改良が目覚ましく、シックなアンティークカラーや個性的な絞り模様など、驚くほど多彩な表情を見せてくれます。
鉢植えやハンギングバスケットからあふれるように咲く姿は、お庭を華やかに演出する主役級の存在感です。非常に生育が旺盛で、次々と花を咲かせる力が必要な植物です。開花期間中は、定期的な追肥でエネルギーを補ってあげることが、美しさを保つ秘訣ですよ。
また、雨に当たると花が傷みやすいため、長雨の時は軒下に避難させてあげると美しい姿を長く保てます。
種まきの適期は4月から5月。発芽には20℃以上の温度が必要なため、十分に暖かくなってからまくのが失敗しないポイントです。
2. まとめにかえて
一粒の種が土を持ち上げる瞬間の感動は、完成された苗を買うのとは違う格別な悦び。植物の成長をじっくりと見守るひとときは、多忙な毎日に心地よい潤いを与えてくれるはずです。
育てる際は、温度や水やり、発芽に適した環境を丁寧に整えることが成功への近道。
この春、命の息吹を肌で感じる「種から」の庭づくりで、あなただけの理想の景色を創り上げてみませんか。
3. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
一年草・多年草・宿根草の違いを知っていますか?4/6
出所:LIMO編集部作成
さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
※分類には諸説あります。
※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。
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LIMOガーデニング部