3. 40歳代で貯蓄ゼロの人がやるべきこと3つ

貯蓄ゼロ、将来の年金は期待できない、となると少しでも早く老後に向けた資産形成を始めたいところです。

とはいえ、40歳代から50歳代にかけては出費が増える一方というご家庭は多いでしょう。

そんな中だからこそ、貯蓄ゼロを抜け出すために取り組んでほしいことを3つご紹介します。

3.1【その1】家計の支出見直し

基本的なことになりますが「家計」を見直すことは非常に重要です。

特に40歳代でお子さんがいらっしゃる家庭は、急な出費も多いと思われます。

お小遣い、塾や習い事の合間の補食、部活で必要な用具の買い替えなど、1回あたりは大きな金額でなくても積み重ねれば月に数万円ということも。突発的で、こまごました出費はついつい忘れがちですが、記憶をたどって書き出してみてください。

また、減らせる固定費がないかも確認しましょう。何度も見直して、これ以上削れないと思っていても、あらためて見てみると発見があるかもしれません。

たとえば、スマホのお得プランを利用するためのオプションは、一定期間を過ぎれば外してOKというケースが多々あります。あるいは、無料期間が終わり有料になっているものもあるかもしれません。

月額500円程度でも年間では6000円の出費です。これが家族4人分ともなれば2万4000円もの支出を削れることになります。少し面倒な作業にはなりますが、100円でも200円でも多く貯金するという強い気持ちで取り組んでみましょう。

3.2【その2】先取り貯金

貯蓄ゼロの方は、使えるお金の範囲内でしっかり使い切るタイプなのかもしれません。この場合は、お給料が入ったらすぐにいくらか貯蓄にまわす「先取り貯金」をしてみましょう。

まずは1000円、2000円と少額からでかまいません。使えるお金が減ってもなんとかやりくりできれば、翌月は先取り貯金をふやす、といった具合に少しずつ貯蓄にまわしていきましょう。

いきなり貯蓄額を大きくする必要はありません。少しでもお金を貯めていく意識をうえつけるくらいの気持ちで取り組んでみてください。

貯蓄額は「努力の証を数値化したもの」ともいえます。義務的に始めた先取り貯金が、いつしかやりがいに変わっていけば楽しくお金を貯めていけるでしょう。

3.3【その3】つもり貯金

お金を使った”つもり”で貯蓄にまわす方法もあります。

コーヒーを買ったつもりで150円、スイーツを買ったつもりで300円というように、◯◯したつもりでコツコツお金を貯めて行く方法です。

ほかにも、気になったものを買うか迷ったけど買わなかったとき、友人とランチに行く予定がなくなったときなど、結局使わなかったお金を貯めていくのもおすすめです。

コンビニで買い物をすませることが多い方は、スーパーやドラッグストアなどで少しでも支出を減らし、その分を「コンビニで買ったつもり」で貯金してもいいですね。

4. まずは意識を貯蓄に向けるところから。

40歳代は住宅ローンや教育費といった固定費に加え、お子さんの成長とともに食費や習い事、服飾代など、とにかく出費がふえやすい世代です。

高齢になってきた親の介護や、近づいてくる自分の老後などにも備えておきたい、でもそこまで手も頭も回らないという方は少なくないと思います。

そんな中で貯蓄ゼロを抜け出すには、意識をかえることがポイントです。

意識をかえるために、本記事でご紹介した3つの方法のいずれかを義務的でもよいので試してみてください。

義務で始めたことも、気がつけば楽しみに変わっていくかもしれません。無理のない範囲でコツコツと。

参考資料

和田 直子