2. 40歳代が知っておきたい年金額

「年金不安」や「年金だけでは足りない」とよく聞くものの、「自分はけっこうもらえるから大丈夫だろう」と思っている方もいるでしょう。

しかし、現行の制度では、年収700万円で40年間働いても、年金20万円を受け取ることができません。いまの年金世代の方の平均受給額は次の通りです。

出所:厚生労働省年金局「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

【国民年金の平均受給月額】

  • 男女全体:5万6368円
  • 男性:5万9013円
  • 女性:5万4346円

【厚生年金の平均受給月額】

  • 男女全体:14万3965円
  • 男性:16万3380円
  • 女性:10万4686円

自営業やフリーランスの方は「国民年金」、会社員や公務員など厚生年金に加入していた方は「厚生年金」となります。

厚生年金の保険料は毎月の給与や賞与から天引きされており、「こんなにも納めるの?」と驚いたことがあるかもしれません。「こんなにも」納めているので、老後の受給額も期待してしまいますが意外と少ないのです。

ここでは、いまのシニア世代の方の平均受給月額を見てきました。

将来、自分がどれくらい年金をもらえるのかは、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で確認することができます。

これまでの年金加入記録に基づいた現時点でのものになるため、ざっくりとした金額にはなりますが「だいたいこれくらい」と想定しておきましょう。

「厚生労働省の公的年金シミュレーター」も便利です。働き方を変えた場合や年収アップした場合などさまざまなパターンで将来の年金受給額を試算することができます。