今日6月15日は年金支給日です。6月15日から「2023年度の年金額」へと変わり、3年ぶりの増額となるため楽しみにしている方も多いでしょう。
本記事では、6月15日から夫婦がもらえる厚生年金と国民年金の金額を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 今日6月15日から年金受給額が増額へ
年金は、年度ごとに支給額が変わります。
そのため、4月分の年金から支給額が変わる仕組みです。ただし、年金は偶数月の15日に前月までの2カ月分が支払われるため、4月分の年金が支払われるのは6月15日となります。
では、2023年度の年金額はどれくらい増えたのでしょうか。
2.【厚生年金と国民年金】標準夫婦は平均年5万8000円受給額が増額へ
6月15日から年金支給額が変更となりますが、具体的にいくらの年金がもらえるのでしょうか。
厚生労働省「令和5年度の年金額改定について」では、平均年収約527万円で40年間勤務した夫(妻)と会社員経験のない専業主婦(夫)の「モデル夫婦」がもらう厚生年金と国民年金の合計額を公表しています。
厚生年金のモデル夫婦が6月15日からもらう年金は月22万4482円です。前年度にモデル夫婦がもらう年金は月21万9593円だったため、月に4889円の増額となります。年間にすると5万8668円の増額です。
ただし、上記はあくまでもモデル夫婦の年金額となるため、会社員としてもらう年収や勤務期間が異なれば年金額は変動することを覚えておいてください。