【NHK朝ドラ・らんまん】ユウガオの育て方

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栽培環境

ユウガオは日当たりのよい場所を好みます。タップリと日が当たり、風通しのよい場所に植えましょう。大きく成長するので広いスペースが必要です。

もともと気温が高い地域が原産なので、種まきから育てる場合は気温が25度以上になってからにします。定植する際は株間を大きく空けて蒸れないようにしましょう。

酸性土壌では生育が悪くなるので、植え付け前に苦土石灰をすき込んで中性~アルカリ性に調節しておくのがオススメです。

水やり

実がなる時期は多くの水分が必要になるので、水切れには気をつけましょう。普段の水やりは、鉢植えの場合は土が乾いてきたらタップリと。

地植えは降水にまかせるだけでもよく、晴天が続いたときに水を与える程度で大丈夫です。

肥料

植え付け時に元肥として堆肥や緩効性化成肥料を施します。実付きをよくしたい場合は、リン酸が多い野菜用の肥料がオススメ。

実の収穫が目的ではない場合は、とくに与える必要はありません。

誘引

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ツルを誘引するために、支柱やネットを立てて絡ませます。鉢植えはあんどん仕立てにするのも涼しげでオシャレ。コンパクトに育てたい場合はツルの先端を摘芯するとよいでしょう。

病害虫

ユウガオに発生しやすい病気は炭そ病。多湿になると病気にかかりやすいので風通しをよくして、株元には泥はね防止用のマルチ材を敷いておくと安心です。

害虫は若い枝葉にアブラムシが多発します。被害に合っていないかこまめに見回って、発見したら早めに駆除しましょう。

グリーンカーテンにもオススメの一年草

ユウガオは名前どおり夕方に咲く花。暑さが一段落した夏の夕暮れに、白い花をパッと咲かせる様子が涼やかです。

グリーンカーテンとしても重宝するユウガオを、夏のクールアイテムとして育ててみませんか。

※写真を一部修正しました(2023年6月13日AM11:30)