雨が降る前にやっておきたい!5つの〈庭のお手入れ〉

〈雨の前のお手入れ1〉株の風通しをよくする

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葉が茂っていたり茎が長く伸びたりしている植物は、切り戻してコンパクトにしておくと風通しがよくなります。混み合った葉は適度に間引きするとよいでしょう。

鉢植えにしたものは鉢の下にレンガなどを敷いておくと排水をうながし、蒸れを防げます。

〈雨の前のお手入れ2〉花ガラや枯れた葉を取り除く

咲き終わった花や枯れた葉をそのままにしておくと、雨に打たれて地面に落ちてしまいます。濡れて腐るとカビが発生しやすく、害虫の隠れ家になることも。

雨が降る前に、枯れた花ガラや葉はこまめに切り取っておきましょう。

〈雨の前のお手入れ3〉支柱を立てる

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近年では環境の変化で、これまでになかったような豪雨や強風の影響を受けることが多くなってきました。大切に育てた植物が強い風雨で倒れてしまう恐れもあります。

背丈の高い植物にはあらかじめ支柱を立てておくと安心です。

〈雨の前のお手入れ4〉鉢植えは軒下に移動する

鉢植えは手軽に持ち運びできるのがメリットです。長雨になりそうなときは、軒下などの雨がかからない場所に移動しておきましょう。

風が強い日は、玄関や部屋に避難させるのもオススメです。

〈雨の前のお手入れ5〉土にマルチング材を敷く

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地面にマルチング材を敷いておくと、雨水による土のはね返りを防ぐのに効果的です。マルチングにはバークチップや腐葉土を利用するとよいでしょう。

株元にマルチングしておくと、夏の乾燥や雑草も防げます。

雨上がりにやっておきたい!3つの〈庭のお手入れ〉

〈雨上がりのお手入れ1〉花にたまった雨水を振り落とす

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花は水に濡れると傷みやすく、中に水がたまっていると重さで折れてしまうこともあります。花弁が多い花は水がたまりやすいので、茎を持って優しく水を振り落としてあげましょう。

〈雨上がりのお手入れ2〉草抜きする

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雨上がりは土が柔らかくなっているので、草抜きには絶好のタイミングです。普段はなかなか抜けない根っこまでしっかり抜き取れます。

濡れたままの雑草が株元をおおっていると土が乾きにくいので、早めに対処するのがオススメです。

〈雨上がりのお手入れ3〉害虫をみつける

雨が降ったあとは害虫も活動を始めます。とくに雨上がりによく見かけるのがナメクジ。放置しておくとあっという間に花や葉がなくなってしまうので、見つけたら早めに駆除しましょう。

梅雨のトラブルを防いで夏を迎えましょう

梅雨は植物に潤いを与えるという意味では欠かせない季節ですが、トラブルが起きやすい時期でもあります。無事に乗り越えるためには、梅雨時期もお手入れは欠かせません。

庭の草花が元気で夏を迎えられるように、こまめにお世話して長雨から守ってあげましょう。