日本証券業協会の「NISA口座開設・利用状況調査結果 (2022年12月31日現在)について」によれば、2022年末の証券会社のNISA総口座数は1179万口座となっており、2021年末と比較して6.4%増加しました。

NISAをはじめる人は着実に増えており、2024年からは新NISA制度がはじまる予定ですから、興味をもたれている方も多いでしょう。

現行のNISAは「一般NISA」と「つみたてNISA」どちらかを選ぶことになりますが、新NISAでは併用が可能となり、また非課税保有期間も無期限となるため長期的な資産運用が可能となります。

だからこそ、自分はどのような資産運用をしようかと悩まれる方も多いでしょう。

資産運用といっても、その年代や環境によりとれるリスクが、また個人により合う投資商品や投資方法は異なります。今回は年代別のNISA利用動向を探りましょう。

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【現行NISA制度】40歳代までは「つみたてNISA」、50歳代以降は「一般NISA」が主流に

まずは 日本証券業協会の「NISA口座開設・利用状況調査結果 (2022年12月31日現在)について」より、年代別のNISA口座数を見ていきましょう。

出所: 日本証券業協会の「NISA口座開設・利用状況調査結果 (2022年12月31日現在)について」をもとに筆者作成

【NISA口座数】一般NISA・つみたてNISA(2022年末時点・万口座)

  • 20歳代:31・113
  • 30歳代:78・164
  • 40歳代:110・124
  • 50歳代:122・67
  • 60歳代:124・20
  • 70歳代:137・6
  • 80歳以上:81・1

上記を見て分かる通り、40歳代まではつみたてNISAが多く、50歳代以降は一般NISAの口座数が多いことがわかります。

40歳代は一般NISA口座も110万口座あるため、つみたてNISAと同程度にはなりますが、それでもつみたてNISA口座のほうが多くなっています。

なぜNISA口座数にこのような違いが見られるのでしょうか。

【つみたてNISA・一般NISA】何が違うのか

まずは現行の一般NISAとつみたてNISAの違いを確認します。

出所:金融庁「NISAとは」

現行のNISA制度は「一般NISA」と「つみたてNISA」にわかれています。

一般NISA

  • 年間非課税枠:120万円
  • 非課税保有期間:5年間
  • 投資可能商品:上場株式、投資信託等

つみたてNISA

  • 年間非課税枠:40万円
  • 非課税保有期間:20年間
  • 投資可能商品:投資信託やETF

上記のように「まとまった資金で株式や投資信託などへ投資したい」となれば一般NISAを、「毎月一定額を積み立てたい」となればつみたてNISAを利用することになります。