半数以上のおひとりさま女性が貯蓄を実施、資産運用をしている人も
「おひとりさま」が抱える不安として「お金」はつきものですが、どのくらいのおひとりさま女性が貯蓄や資産運用をしているのでしょうか。
株式会社ハー・ストーリィの調査によると、半数以上のおひとりさま女性が日本円での預金をしており、2割の女性が「NISA」を活用して資産運用していることがわかりました。
日本円で預金する場合、お金がすぐに必要な際に現金として活用できますが、金利の低い現代では貯蓄額が大幅に増える可能性は低いでしょう。
一方で資産運用の場合は、長い年月をかけて資産を運用していくことで最終的にお金が増える可能性があります。
近年においては、多くの人がより積極的に資産運用ができるよう「NISA」などの制度もあるため、貯蓄と並行して資産運用もしていくことが、老後の不安を打開する解決策につながるのかもしれません。
増える「おひとりさま」。老後に向けて資金準備をしておこう
本記事では、調査データをもとに、おひとりさまの貯蓄事情について解説していきました。
近年日本では高齢者の未婚率が増加傾向にあり、今後も未婚率は上昇し続けていくことが予想されています。
社会の多様化によって「生涯おひとりさま」という選択肢が一般化しつつある現代では、高齢になっても一人で生活していけるように、老後資金を準備しておく必要があります。
実際に半数以上の「おひとりさま女性」は貯蓄をしており、中には資産運用を実施している人も。
現金での貯蓄・資産運用それぞれにメリット・デメリットがあるため、バランス良く貯蓄と資産運用ができるように、老後資金の準備をし始めると良いでしょう。
参考資料
- 内閣府「少子化社会対策白書」
- 国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査 結果の概要」
- 厚生労働省「50歳時の未婚割合の推移」
- 株式会社ハー・ストーリィ「2025年には6人に1人が「おひとりさま」に。女性トレンド総研がシングル女性ミドル世代の本音調査を公開」
太田 彩子