漫喫バイトで遭遇した迷惑な客を描いた漫画にTwitter爆笑 SNSで人気の漫画を紹介シリーズ

接客業をしていると時折遭遇する迷惑なお客さん。今回は人気漫画家が学生時代に遭遇した「漫喫でマンガ持って帰るお兄さん」をご紹介します。

投稿したのは、Twitterにてユニークなタッチの漫画ツイートを多数投稿されている「@mumei10101」さんです。

当時のエピソードを描いた漫画ツイートには2023年5月26日時点で1万3000件を超えるいいねが集まり「声出して笑っちゃいました」「うーん癖になる」といったコメントが寄せられるなど話題となっています。

※ツイートの画像は【写真8枚】をご参照ください。
※今回ご紹介するツイートは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

漫画を持ち帰るお客さん発見……！注意しようとしたら…

「漫喫でマンガ持って帰るお兄さん」というコメントとともに投稿されたのは、8ページに渡る漫画でした。

今回の話は「@mumei10101」さんが高校生の時に漫画喫茶でアルバイトをしていたときのもの。ある日のバイト中、カバンの中にお店の漫画を入れて持ち帰ろうとしているお客さんを発見してしまいます。

見るに見かねて注意すると、すんなりと返却に応じて事なきを得たように思えたのですが…。

 

 

「センスしかない…」たくさんの反響がありました

 

注意して直ったのかと思いきや、何度となくお店の漫画を数冊持ち帰ってしまうお客さん。漫画のことが好きなことはわかったのですが、どうにも改善が見込めず、店長に相談して、最後の手段として「出禁」になることを伝えることに。そうしたら、思わぬ応酬があったようです…。

 

最終的には店長が出てきて、お客さんに土下座したら漫画を返してもらえたそう。それにしても、お客さんにせよ店長にせよクセの強い登場人物たちのやり取りがどこかシュールで笑えてしまいますね。

要所要所で入るユニークなセリフも魅力的で、爆笑しながら一気に読み進めてしまいます。

たしかに迷惑なお客さんのエピソードではあるのですが、「@mumei10101」さんのユニークな回想によりオモシロ体験として描かれていることに脱帽です。

ツイートには多数のいいねに加え、リプライ欄には、

「声出して笑っちゃいました」
「うーん癖になる」
「センスしかない…」
「何食べたらこんな変な人に囲まれる人生歩めますか？」

など、エピソードに魅了された人たちからの感想が数多く寄せられました。

「これからも好きな人だけに楽しんで貰えたら」投稿主さんに話を聞きました

ツイートの投稿主さんにお話をうかがいました。

――「@mumei10101」さんが漫画をツイッターで投稿されるようになった経緯をお聞かせください。

万人受けする絵でもないし、内容もしょーもないものが多いので一部の物好きな方に読んでいただけたらと思ってTwitterに投稿しようと思いました。

――「@mumei10101」さんが漫画制作をされるうえで大切にされている世界観やテーマについてご教示ください。

テーマや世界観など何かを意識して描いてるわけではなく、自由に楽しくやりたいようにやっていて漫画を読んでくださっている方にその時の気持ちやその場の雰囲気などが伝わるといいなと思いながら描いています。

――「@mumei10101」さんがネタを思いつかれるうえで日々意識していることや心がけていることがありましたらご教示ください。

ネタを思い付くというより、自分の経験や思い出を元に漫画を描いているので思い付くより思い出すって感じだと思います。

そういえば…こんな事あったなぁ…みたいな感じです。ふとした時に思い出すので特に意識している事などはないです

――SNSで頻繁に投稿が話題になることについてご感想や今後の抱負をご教示ください。

どういう漫画がバズるのか全然分からないし、自分では上手く描けなかった、と思う漫画にたくさん共感の声をいただけたりする場合もあるのでSNSって難しすぎます。

一部の変な人達が読んでくれたらいいや、くらいのテンションで描いているので、これからも好きな人だけに楽しんで貰えたらいいなと思います。

――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントがございましたらご教示ください。

いつもたくさんメッセージをいただきますが本当に暖かい内容のメッセージが多くて、こんな変な漫画なのに、優しい方々ばっっっっっかりで逆になんで？と思うくらい優しい人が多いのでただ感謝しかないです。これからも暇潰しにしてください

笑みがこぼれる、ユニークな漫画ツイートをチェック！

Twitterで注目を浴びている、「漫喫でマンガ持って帰るお兄さん」をご紹介しました。

「@mumei10101」さんは、今回ご紹介した漫画のほかにもユニークな漫画ツイートを多数投稿されています。

また、6月9日には著書「へたくそなのに泣くほど笑える! カッラフルなエッッブリデイ」（KADOKAWA）の新刊も刊行されますので、ぜひそちらもあわせてご覧になってみてください。

参考資料

• @mumei10101

 

中沢 新