近年はさまざまなメーカーからタブレットが販売されており、どれにするか迷ってしまいますよね。そのなかで、圧倒的なシェアを誇るのがAppleのiPadです。特にスタンダードモデルのiPadはコストパフォーマンスの高さから支持を集めています。

今回は人気モデルである「iPad(第10世代)」と「iPad(第9世代)」のスペックを比較しつつ、その特徴をチェックしていきましょう。

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iPad(第9世代)の特徴は?

iPad(第9世代)のデザイン

iPad(第9世代)は、歴代iPadを踏襲したデザインを採用。ホームボタンを搭載した最後のiPadという点が特筆すべき点です。カラーはスペースグレイとシルバーの2色を展開しています。

iPad(第9世代)のディスプレイ

iPad(第9世代)は、約10.2インチのRetinaディスプレイを採用しています。解像度は2160✕1620、輝度は最大500nit。部屋の色温度に合わせてディスプレイの明るさを調整するTrue Toneに対応しています。

iPad(第9世代)の基本性能

iPad(第9世代)のプロセッサーは、iPhone11などにも搭載されているA13 Bionicチップです。処理能力は1世代前より約20%向上しており、エンターテイメントから仕事まで幅広い用途で十分なパフォーマンスを発揮します。

メモリは3GB、ストレージは64GBと256GBの2種類を用意します。最新iPhoneと異なり、防水・防塵性能は備えていません。アクセサリではSmart KeyboardやApple Pencil(第1世代)に対応しています。

iPad(第9世代)のカメラ

iPad(第9世代)は、背面に約800万画素/広角レンズを搭載しています。最大5倍のデジタルズームが可能です。4K撮影には対応していませんが、720pスローモーションビデオ(120fps)や手ブレ補正機能を使ったタイムラプスビデオの撮影は可能です。

前面のカメラは1200万画素/超広角で、2倍のズームアウトが可能。ビデオ通話中に特定の人物を映像の中心から外れないようにするセンターフレームなどの便利な機能も備えています。

iPad(第9世代)のバッテリー

iPad(第9世代)のバッテリー容量は非公表ですが、Wi-Fiでのインターネット利用で最大10時間のビデオ再生が可能とのことです。iPadとしては最後のLightningコネクタ採用モデルです。

iPad(第9世代)の価格

iPad(第9世代)の公式ストア価格は下記の通りです。

  • Wi-Fiモデル : 64GBで4万9800円、256GBで7万1800円
  • Wi-Fi+Cellular : 64GBで6万9800円、256GBで9万1800円

※執筆時点(2023年5月6日)での各種キャンペーンを適用しない場合の通常価格となります。