5月5日は「こどもの日」と「端午の節句」の両方を兼ねている日。家族でお祝い膳を囲んだり、親せきや友達を呼んでパーティーを開いたり、楽しい企画を考えている人も多いのではないでしょうか。

「料理は決まったけど、部屋の飾り付けやテーブルコーディネートで悩んでいる」といった場合は、お祝いの場に相応しい花を飾るのがオススメ。

1輪飾るだけでも場がパッとオシャレになり、よりお祝いムードを高めてくれますよ。

そこで今回は「こどもの日」と「端午の節句」を華やかに演出するオススメの花を紹介します。

5月5日は「こどもの日」端午の節句に飾りたい花5選

花菖蒲(ハナショウブ)

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端午の節句の別名は「菖蒲(ショウブ)の節句」。青い花菖蒲(ハナショウブ)を飾り節句祝いをするのが昔からの習わしです。なぜ花菖蒲を飾るようになったのか、その由来にはさまざまな説があります。

  • 古来中国では菖蒲に邪気を払う効力があると信じられていたこと
  • 古来中国では毎年5月に菖蒲を使って厄除けや魔除けをおこなっていたこと
  • 菖蒲=尚武(武士の精神)

近年は葉菖蒲を購入するご家庭が増えていることから、花菖蒲を取り扱う店舗が少なくなっています。花菖蒲を求める際は、事前に花屋さんに予約をしておきましょう。

牡丹

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「百花の王」と称されるほど、豪華な花を咲かせる牡丹。

花びらを幾重にも重ねることから富・繁栄・幸福を象徴する縁起がよい花とされ、結婚式のブーケや記念日のフラワーギフトなどのお祝い事に多く利用されています。

ドレスのような大輪の花はうっとりするほど美しく、また甘い香りが楽しめるのも牡丹の魅力。花言葉は「王者の風格」「高貴」。お祝い事に花を添えるのにピッタリといえるでしょう。