GWももう終わり。長期休暇を楽しんだ一方で、けっこうお金を使ってしまったというご家庭もあるのではないでしょうか。
一般的に収入が高ければ貯蓄も多く保有している印象がありますが、年収1000万円以上の世帯でも貯蓄がほとんどないという世帯もあるのです。
本記事では、高所得貧乏の割合やその理由などを解説します。
年収1000万円以上の「高所得貧乏」の割合とは
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」によると、年収1000万円以上の世帯の貯蓄の状況は以下のとおりです。
「年収1000〜1200万円未満」「1200万円以上」世帯ともに貯蓄ゼロが約1割います。
また、貯蓄100万円未満の世帯は年収1000〜1200万円未満の世帯で17.5%、1200万円以上の世帯で15.9%です(金融資産非保有を含む)。
年収1000万円以上でも、6〜7世帯に1世帯があまり貯蓄がないという結果になりました。