年収1000万円でも貯蓄ゼロは約1割。「高所得貧乏」に陥る理由2つ
yamasan0708/shutterstock.com
GWももう終わり。長期休暇を楽しんだ一方で、けっこうお金を使ってしまったというご家庭もあるのではないでしょうか。
一般的に収入が高ければ貯蓄も多く保有している印象がありますが、年収1000万円以上の世帯でも貯蓄がほとんどないという世帯もあるのです。
本記事では、高所得貧乏の割合やその理由などを解説します。
年収1000万円以上の「高所得貧乏」の割合とは
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」によると、年収1000万円以上の世帯の貯蓄の状況は以下のとおりです。
「年収1000〜1200万円未満」「1200万円以上」世帯ともに貯蓄ゼロが約1割います。
また、貯蓄100万円未満の世帯は年収1000〜1200万円未満の世帯で17.5%、1200万円以上の世帯で15.9%です(金融資産非保有を含む)。
年収1000万円以上でも、6〜7世帯に1世帯があまり貯蓄がないという結果になりました。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)