長寿化対策の取り組み3選
老後資金が貯められなかった理由には「そんなに長生きするつもりがなかった」「子どもの教育資金・住宅ローンに思いのほかお金がかかった」など、さまざまな事情があります。
長寿化という現実を考えたなら、何らかの方法でお金を得ていくことが必要です。
ここでは、そのための取り組みを3つ紹介します。
長寿化に備えるための対策1:家計の支出を把握してムダを減らす
現役とリタイア後では、収入が6~7割に減ってしまう家庭が多くあります。
現役時代と同じ金銭感覚のままでは、お金が回らなくなる可能性もあるのです。
そうならないためにも、家計の支出を把握しましょう。
まずは、通信費、保険料、住宅費、水道光熱費、駐車場代、サプリの定期購入代、スポーツジム会費などの固定費管理から。
民間の保険に複数加入しているのであれば、重複した保障がないか確認するのも効果的です。
スマホは料金プランを見直したり、格安SIMに乗り換えたりすることも検討しましょう。
自動車は必要性を考え、台数を減らしたり、小型な車に乗り換えたりすれば、維持・管理費を抑えられます。
他にも「スポーツジムは利用頻度に見合っているか」「解約し忘れたサプリはないか」など、細かくチェックしましょう。
固定費は、一度見直せば削減効果が高く、継続性もあります。
少し面倒と感じるかもしれませんが、月に1個ずつでも見直しましょう。