3. 65歳以上世帯「貯蓄額」の平均はいくらか
総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」をもとに、65歳以降のリタイア世帯の貯蓄事情を見ていきます。
65歳以上・二人以上世帯の貯蓄額は平均で2376万円、中央値で1588万円です。
ただし、中央値1588万円に満たない世帯数の割合は全体の39.1%に上ります。
世帯の人数や居住地、生活レベルや不労所得の有無などによって必要な老後資金が異なるため、「いくら貯めていれば安心」と言い切ることはできません。
ただし、老後資金の目安額がどうしてもわからないという方は、まず中央値や平均値を目指してみてもいいでしょう。
今後は物価がさらに上昇することが考えられるため、必要となる老後資金はあがることも考えられます。
老人ホームの入居費や自宅のリフォーム費用などで、1千万円単位の出費が発生することも。
これらを加味して、余裕ある老後計画を立てていきたいですね。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)