対面面接でのマスクの着用、みんなはどうする?
厚生労働省は、2023年3月13日以降のマスクの着用について「個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となります」と発表しています。
とはいえ、自己判断となった現在もなお、予防の観点からマスクを着用する人も多く、2024年卒の学生においても、マスク着用の有無の判断に戸惑いがあるとうかがえます。
株式会社マイナビの調査では、「対面面接でマスクを外すこと」について、「どちらかといえば抵抗はない」学生が最多で37.4%、次いで「どちらかといえば抵抗がある」が21.1%と、意見にばらつきが見られました。
一方で、株式会社マイナビの同調査である「面接におけるマスクの着脱の判断」では、自分で判断して決めたい学生が38.0%だったのに対して、企業側からのアナウンスの下で判断して決めたい学生が62.0%と半数以上を占める結果となりました。
2024年卒の学生にとっては、大学に入学した当初から新型コロナウイルス感染症の影響によりマスクの着用が義務付けられていたことから、自己判断が難しいのかもしれません。
去年まではマスクを着用して就職活動をするのが一般的でしたが、今年からは徐々にアフターコロナに向けて社会全体で動きを見せ始めているため、感染防止対策に意識しながら状況に応じてマスクの着脱の検討を行えると良いでしょう。
アフターコロナに向けて就活市場は良い方向性へ
本記事では、2024年卒大学生の3月末時点での活動実態について紹介していきました。
新型コロナウイルス感染症の影響も徐々に落ち着きを取り戻していることから、前年と比較すると、内々定率・平均内々定保有社数ともに高い水準を維持しています。
さらに「企業に安定性を感じるポイント」として、「福利厚生が充実している」ことが上位として挙げられるなど、時代によって価値観は常に変容していることも垣間見えました。
参考資料
太田 彩子