3. 年金収入は人それぞれ。賢く老後に備えるためには?
今回は、女性の厚生年金の受給額事情をみてきました。老後の単身世帯の生活費の目安を「15万円」とすると、この金額を厚生年金だけでカバーできる女性は9.3%。ほんの一握りですね。
老後に必要となるお金は人それぞれですが、「自分でつくる老後資金」は、手厚く準備しておけたら安心ですね。
超低金利が続くいま、銀行などの預貯金につく利息は雀の涙。残念ながら資産を殖やすことには繋がりにくいと言えます。そんないまこそ、資産運用でお金を育てる発想を持つ好機とも言えそうです。
資産運用には元本割れのリスクが伴いますが、「長期・分散・積立」の3つのポイントをおさえることで、リスクを軽減しながら資産を増やしていくことも不可能ではありません。
ときに数千万円にのぼるともいわれる老後資金は、時間をかけてコツコツと準備していくことが必要です。
金融商品や資産運用のスタイルは多岐にわたります。それぞれのリスクやメリットをしっかり理解したうえで、自分に合った資産づくりのスタイルを見つけていきましょう。
参考資料
足立 祐一