毎日の料理や洗濯、掃除などの家事。

共働き家庭が増えた今、負担に感じている方も多いのではないでしょうか?

新学期が始まるとお子さんの生活リズムが変わり、家事の負担が増えるという家庭もあります。

このような場面では、「家事をラクにこなせる」快適なマイホームに憧れる方も増えますよね。

国土交通省が2023年3月31に公表した「令和5年2月分着工新設住宅戸数」によると、2023年2月に全国で着工した新築注文住宅の戸数は1万8368戸にのぼりました。

物価や建築資材が高騰しているとはいえ、全国ではたくさんの住宅が建てられています。

いずれマイホームを取得したい場合、「家事ラク」の視点も大切にしたいものです。

「家事ラク」な住まいを叶えるには、「家事動線のよさ」を意識した間取りづくりが大切です。

そこで今回は、住みやすさはもちろん、とにかく家事がしやすい「家事ラク」な間取りのコツをご紹介します。

1. 水回りはコンパクトにまとめると家事が楽に!

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キッチンや浴室、洗濯などの水回りは、日常生活や家事動線を考えるうえで大きなウェイトを占めます。

水回りをコンパクトにまとめることで、スムーズな動線が保たれ、家事効率がグンとアップするでしょう。

料理・洗濯・掃除などの家事は、水回りを経由しておこなわれることがほとんどです。

たとえば料理をしながらお風呂のスイッチを入れたり、洗濯機を回しながら部屋を掃除したりできれば、家事動線に無駄がありません。