50歳代の貯蓄額
金融広報中央委員「家計の金融行動に関する世論調査」によると、50歳代の貯蓄額の平均は1705万円、中央値は780万円です。
ボリュームゾーンは「100万円未満」と「700万円から3000万円以上」にかけてのゾーンとなりました。
50歳代をとりまく生活背景
一般的に会社で勤務する50歳代の人は、管理職として活躍している人も多く、着実に年収を上げ、貯蓄を積み重ねている結果が調査に表れているように見えます。
世帯によっては子供の教育費にも目処がつき始めて、セカンドライフの計画を始めている人もいるかもしれません。
残る大きなライフイベントは、定年退職による退職金ではないでしょうか。
退職金の使い方や、何歳まで働いて、年金をいつから受給するのかなど、ライフイベントから逆算しつつ必要に応じて運用計画を立てたいところです。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。