2. 独身男性「厚生年金だけ」で暮らせるか
男性の厚生年金の平均額は16万3380円。ボリュームゾーンは「17万円以上~19万円未満」でした。
仮に同様の水準の年金を受け取れた場合、老後は厚生年金だけで暮らすことができるのでしょうか。
2021年総務省の家計調査によると、65歳以上無職単身世帯の生活費は約14万5000円です。
平均を見る限り、支出と収入はほぼ同じくらいの金額となっているため、一見老後は安心できるように思えます。
ただし、総務省の調査では支出額に住居費が「1万円台」しか含まれていません。
住宅ローンが残っている方、あるいは賃貸住まいの方などは、住居費を上乗せしてシミュレーションする必要があります。
生活費だけでなく、入院や介護、家のリフォームなど突発的な支出に備えるためにも、年金以外の備えがあると安心でしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)