3.3 独自の年金を作る

公的年金以外にも、iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)や民間の保険会社の個人年金保険に加入することにより、自分で拠出して独自の年金を作ることができます。

iDeCoや個人年金保険は所得控除の対象となるため、節税効果もあります。

年金形式にこだわらなければ、貯蓄で老後資金を確保してもいいでしょう。

このとき、資産運用にも振り分けておけば、老後も運用を続けることで資産が減るスピードを緩やかにすることができます。

ただし、どの方法にも合う・合わないがあるものです。特にリスク許容度は個人によって大きく異なるでしょう。

情報収集をしながらしっかり考えることが重要です。

4. 老後に向けてできることを始めよう

老後はまだ先のことに思うかもしれませんが、定年間近になれば十分な準備ができません。

何歳までにいくら貯めるという計画を明確にし、まずは月々の積立額を考えてみてはいかがでしょうか。

具体的な積立方法は、個人によって正解が異なります。念入りな情報収集により、自分に合う方法を考えてみましょう。

参考資料

太田 彩子