「学校へ行きたくない」子どもへの対処法
本記事では、新学期を迎えた子どもの悩みやSOSについて、アンケート調査をもとに紹介していきました。
不登校児童生徒数は年々増加しており、その要因として「交友関係」や「親子のかかわり」が多い傾向にあります。
とくに新学期といった、新しい交友関係ができ始める時期においては、お子さんが何かと敏感になりやすいため、お子さんがネガティブな発言をした場合は、否定せずに寄り添う対応ができると良いでしょう。
一方で、無気力や不安といった不登校になった要因が明確でないケースも多いです。
そういった場合でも、「朝起きられない」「元気がない」といった、何かしらの見えないSOSは事前に出していることが多いため、お子さんの様子をしっかりと観察して、変化に気付いてあげることが大切になるでしょう。
参考資料
- 文部科学省「令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」
- ソクラテスのたまご
- 株式会社SUI「【ソクたま調査データ】小中学生保護者の半数以上が「進学・進級・新学期を迎えた子どもの言動に不安を感じることがあった」」
- 内閣府「児童虐待、いじめ、ひきこもり、不登校等についての相談・通報窓口」
- 厚生労働省「不登校やいじめ、ひきこもりなどの相談窓口」
太田 彩子