手取り収入からの貯蓄割合と保有する金融商品
平均給与の金額を参考に、手取り収入からの貯蓄割合と、種類別の金融商品保有額を確認してみましょう。
年間手取り収入からの貯蓄割合
前述の平均給与を参考に、40歳代の年間での平均貯蓄額を算出すると、492万円×12%=59万円となります。
ボリュームゾーンの5%〜15%を考慮すると、年間約24万円〜73万円程度貯蓄している人が多いと推測されます。
種類別金融商品保有額
同じく金融広報中央委員家計の金融行動に関する世論調査の調査資料から、40歳代の預貯金と投資商品の割合を表にまとめました。
約43%が預貯金となっており、投資商品の割合は27%でした。
その他、保険商品の割合が多くなっています。
他の世代と比較してみると、上の世代になるにつれて投資商品の割合が増えていました。
調査資料からは、何かと現金が必要な世代では、運用にまでお金を回す余裕がないことが読み取れます。