4. 障害年金の対象になる精神疾患にはうつ病も対象になるのか
障害年金の対象になる精神疾患には、うつ病も認められるケースがあります。また、次のような精神疾患も対象になります。
- 認知障害
- 統合失調症
- てんかん
- 知的障害
- 発達障害など
5. 精神疾患も障害年金の受給要件になり得る
どんな場合でも、障害年金を受給するのであれば、「初診日」と「保険料」という要件を満たしている必要があります。
精神疾患は、いつ発症するかわからないため、日ごろから保険料の未納がないかを気にしておくようにしましょう。
障害年金を申請する際は、要件の確認、使用する診断書の種類、診断書に記入する症状の日付などを確認する必要があります。
診断書を作成する前に、お住まいを管轄する年金事務所でご相談くださいますようお願いいたします。
参考資料
- 日本年金機構「障害年金ガイド(令和5年度版)」
- 日本年金機構「障害基礎年金の受給要件・請求時期・年金額」
- 日本年金機構「障害厚生年金の受給要件・請求時期・年金額」
- 厚生労働省「国民年金・厚生年金保険 精神の障害に係る等級判定ガイドライン」
- 日本年金機構「障害年金の対象となる病気やケガにはどのようなものがありますか。」
舟本 美子