現職にとどまるべきか・転職すべきか、自身で見極める方法

「現職にとどまるべきか」「転職すべきか」、特徴は理解しても自分自身に当てはめてみると、結局どちらがいいのか見極めが難しいところではあります。

エン・ジャパン株式会社が転職コンサルタントに聞いた「自身で転職の是非を見極める方法」として、「課題を整理し、解決方法を検討する」ことが最も多い回答となりました。

出所:エン・ジャパン株式会社「転職コンサルタント126人に聞く!「転職すべき人・現職にとどまるべき人」実態調査」

会社への不満といったネガティブな気持ちで転職する人よりも、自身のキャリアプランを考えての転職、言わばポジティブな気持ちで転職をする人のほうが面接時に前向きなアピールがしやすくなります。

転職すべきか漠然と悩んでいる人は、「なぜ自分が転職したいのか」「転職したあとのメリットやデメリット」などを今一度整理してみると良いでしょう。

厚生労働省が調査した「年齢階級別転職入職率」では、20代から30代において、転職入職率は約10%前後となっており、10人に1人は転職していることが分かります。

出所:厚生労働省「令和3年 雇用動向調査結果の概況」

以前の日本では「終身雇用」が主流でしたが、現代では「キャリアアップとして転職」が主流になりつつあり、転職を選択する人が増加傾向にあります。

転職を検討する際には、自分に何ができるか、今後の自分のキャリアはどのように進めたいのかを今一度整理することで、自分に合った転職先が明確になりやすくなるでしょう。