春の定番和菓子といえば、桜餅!お花見をするときに、桜餅を食べる方もいるのではないでしょうか。

実は、桜餅には関西風と関東風があることをご存じでしたか?丸くてもちもちした桜餅が関西風、薄い生地に餡子を包んだものは関東風のようです。

そこで今回は、関西風と関東風の桜餅の違いと歴史をお届けします。全国的に優勢なのはどちらなのかも紹介するので、近所のスーパーや和菓子屋さんを思い浮かべながら読んでみてください。

【桜餅】関西風と関東風の桜餅の違いとは?

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春になると全国で販売される桜餅。農林水産省の「うちの郷土料理」 というページを見たところ、関西風と関東風の大きな違いは、見た目と材料のようです。

関西の桜餅は、丸いお餅のような形をしています。主な材料は、道明寺粉・餡子・桜の葉です。

一方関東の桜餅は、薄いクレープ状に引き伸ばした生地に餡子を包んでいます。主な材料は、小麦粉・餡子・桜の葉です。

関西の桜餅はもちもちとした食感、関東の桜餅は餡子の甘味を感じやすいのが魅力で、どちらも甲乙つけがたいほどおいしいですよ。