【桜餅】全国的にはどちらの桜餅が優勢なのか

ここまで、関西風の桜餅と関東風の桜餅の違いや歴史を紹介してきました。それでは、全国的にはどちらの桜餅が優勢なのでしょうか。

今回は、ウェザーニュースが2022年4月2~3日にかけて行い、6719人が回答した調査の結果を引用します。

ウェザーニュースによると、関西風の桜餅「道明寺」が流通していると回答したのは54%、「道明寺」と「長明寺」の両方を売っていると回答したのは32%となり、関西風が優勢であることがわかりました。

関東風の桜餅「長命寺」を売っているのは関東7都県と山陰、東北・甲信越・北陸の一部地域で、東日本に多いようです。

【桜餅】関西風と関東風、どちらの桜餅もおいしそう!

関西風桜餅と関東風桜餅の違いとして、今回は見た目と材料を紹介しました。おはぎのような形の関西風も、クレープ状の関東風も、どちらもおいしそうです。

餅に桜の葉を巻いてお花見の名物としたのは、東京都墨田区にある長命寺の門番・新六でした。現在は、関西風の桜餅が全国的に優勢のようです。

あなたの地域では、どのような桜餅が売られていますか?来年の春は、関西風と関東風の桜餅を食べ比べるのも良いかもしれませんね。

参考資料

成瀬 亜希子