日本の平均年収は30年間「400万円台」という現実
賃金の低さに不満を抱える方が多いですが、日本の平均年収は30年間400万円台で変わっていないという現実があります。
国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」より、平均年収を確認しましょう、
日本の平均年収と給与所得者数(令和3年)
全体:5270万人・443万円
- 男性:3061万人・545万円
- 女性:2209万人・ 302万円
令和3年度の平均年収は443万円でした。過去30年間の推移も厚生労働省の資料より確認しましょう。
1989年からの推移を見ると、2007年までは400万円台後半でしたが、それ以降は400万円台前半へと下がっています。
これに加えて昨今の物価高や社会保険料の上昇もあり、生活を厳しく感じる方は増えているでしょう。