花がまだ少ない寒い時期から、庭を華やかにしてくれたクリスマスローズ。周りの花が咲き始める頃には、そろそろ終焉の時を迎えます。

来年もまたキレイな花をたくさん咲かせるためには、開花後のお手入れがポイント。今回は咲き終わったクリスマスローズを管理するコツを紹介します。

【クリスマスローズ】翌年も開花させるためには?

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marineke thissen/shutterstock.com

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植えっぱなしでも毎年花を咲かせるクリスマスローズ。ただ、何年か経つと花数が減ったり株が小さくなったりすることも。

手間がかからず育てやすい植物とはいえ、まったく世話をしないと翌年の開花どころか、株の存続も期待できなくなります。

クリスマスローズのキレイな花を毎年たくさん咲かせるためには、開花後のエネルギー消耗を抑えること、株を大きく生長させること、うまく夏越しさせることの3つがポイントです。

咲き終わったクリスマスローズ「花後のお手入れポイント」その1~その3

その1. 花茎を取り除く

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Nature's Charm/shutterstock.com

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クリスマスローズは花がピークを過ぎても花弁を落としません。そのままにしておくと色あせて見映えが劣るだけでなく、種をつくるためエネルギーを消耗します。

種まきのために採取する場合を除いて、咲き終わった花は早めに茎ごと根元から切り取っておきましょう。無駄に結実させないことで、エネルギーの温存が可能です。

その2. 肥料を与える

開花で栄養を消費しているので、花が咲き終わった4~5月に肥料を与えましょう。有機質肥料や緩効性化成肥料を1回施し、追肥として液体肥料を2週間に1回程度与えます。

気温が上がってくる6~8月にかけては肥料を与えません。

その3. 古い葉の剪定をする

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crystaldream/shutterstock.com

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クリスマスローズの花が咲き終わると、やわらかな新しい葉が伸びてきます。また花芽は株中央から出てくるので、大きな葉が茂っていると中心部に光が当たらず花芽も伸びません。

大きな古い葉や枯れた葉、株元に重なり合っている葉は切り取って、スッキリと剪定することがオススメです。

咲き終わったクリスマスローズ「花後のお手入れポイント」その4~その6

その4. 植え替える

地植えは植え替えしなくても大丈夫ですが、鉢植えは根詰まりすることがあるので、2~3年に1回の植え替えが必要です。適期は気温が温暖な4月~5月上旬。

クリスマスローズは中性~アルカリ性の土壌を好むため、植え替える1週間前に新しい土に苦土石灰を混ぜて寝かせておくとよいでしょう。植え替え後は水をタップリと与えてください。

その5. 株分けする

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Natalia Greeske/shutterstock.com

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植え付けてから数年経つと株が大きく生長します。4月下旬までに株分けすると、株がリフレッシュして花数を増やすのに効果的。

根を傷めないように気を付けながら土をほぐし、1株に2~3芽つくように株を切り分けます。古い根や傷んだ根があれば取り除きましょう。

植え付ける際は、地植えの場合大きな深い穴を掘ってやや深植えに。鉢植えはひとまわり大きめの深い鉢に植え替えるとよいでしょう。

その6. 病害虫は早めに対処する

春になって気温が上昇すると病害虫が発生しやすくなります。クリスマスローズがかかりやすいのはブラックデス(黒死病)というウイルス性の病気。葉に黒いシミや斑点が出ます。

放置しておくと株が枯れてしまうので、広がる前に薬剤を散布しましょう。新芽を喰うアブラムシやヨトウムシも発生しやすいので、早期発見して取り除くことがオススメです。

咲き終わったクリスマスローズ「花後のお手入れポイント」その7~その9

その7. 水切れに気をつける

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ITP Media/shutterstock.com

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葉が大きくなって気温も上昇すると、葉からの水分蒸散が盛んになります。花が咲き終わるとつい水やりも怠ってしまいがちですが、これから夏までの間は水切れに気をつけましょう。

とくに鉢植えは乾燥しやすいので、こまめに土の状態を観察することが大切です。

その8. 梅雨時期の多湿を避ける

クリスマスローズは多湿が苦手です。土がジメジメしていると根腐れを起こしやすいので、梅雨の間は水やりを控えます。鉢植えは軒下など雨のかからない場所に移動しましょう。

湿気が多いと病気が発生しやすいので、風通しをよくすることもポイントです。

その9. 夏の暑さ対策をする

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Jon Rehg/shutterstock.com

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高温多湿になる日本の夏は、クリスマスローズにとって苦手な季節。地植えは移動できないので、株元にバークチップなどでマルチングするなど、土が高温にならない工夫が必要です。

鉢植えは直射日光か当たらない場所に移動します。コンクリートの上に直置きすると、夏の輻射熱が鉢に伝わって高温になることも。花台やレンガを敷いて、鉢底とコンクリートとのすき間をあけるとよいでしょう。

まとめにかえて

冬から春にかけて美しい花をつぎつぎ咲かせてくれたクリスマスローズ。周りの花が開花して庭が華やかになってきた頃から、次の開花にむけて準備がスタートします。

これまでの感謝の気持ちを込めてお手入れしてあげれば、また来年も美しい花を咲かせてくれるでしょう。