看護師の平均年収はいくら?正社員(女性)より100万円高い結果に
看護師が人気の理由の一つに、資格職で再就職しやすいだけでなく、女性が就く職業の中では年収が高いという点もあるでしょう。
今回は、厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」から、看護師の年収や勤務年数などを確認します。
看護師の平均年収・平均年齢(勤続年数)
- 10人以上:508万1300円・40.7歳(9.1年)
- 1000人以上:556万100円・36.7歳(9.7年)
- 100-999人:485万2700円・41.9歳(9.0年)
- 10-99人:460万4300円・47.2歳(8.1年)
※年収=「きまって支給する現金給与額」×12+年間賞与その他特別給与額にて算出
上記を見ると看護師の平均年収は400万円台後半~500万円台前半でした。また、平均年齢も40歳前後となっています。
国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」によれば、女性の平均年収は302万円で、全体の平均年収443万円より100万円以上低くなっています。
年代別に女性の平均年収をみても、最も高くて328万円です。
また、同調査による正社員の平均年収は以下の通り。
正社員(正職員)の平均年収
全体:508万円
- 男性:570万円
- 女性: 389万円
正社員の平均年収も女性は389万円で、看護師の500万円前後と比べると約100万円は低くなります。
資格職といってもさまざまな種類がありますが、なかでも看護師に人気が集まる理由の一つに年収があるでしょう。