将来の生活までトータルに考えて働き方を選びましょう
家計の足しにするつもりでパートに出たのに社会保険料の負担で手取りが減ると、損をしたような気持ちになるかもしれません。
しかし、将来に年金が増えたり、いざというときのセーフティネットが手厚くなったりするメリットも魅力的です。
子育てや介護で長時間は働けない人は、年収106万円未満で働くのもよいでしょう。時間的な制約のない人は、働く時間を増やして収入と年金額を増やすことも検討してみましょう。
目先のお金だけでなく、将来の生活まで考えて働き方を選ぶことが大切です。
参考資料
- 日本年金機構「厚生年金・健康保険制度のご案内」
- 日本年金機構「令和4年10月からの短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用の拡大」
- 厚生労働省「社会保険適用拡大特設サイト」
- 協会けんぽ東京支部「令和4年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表」
松田 聡子