4. 老後の生活費の準備を早めにはじめよう
60歳代の平均貯蓄額は二人以上世帯で約1800万円、単身世帯で約1400万円です。また、平均年金月額は厚生年金が約14万6000円、国民年金が約5万6000円です。
世帯人数や実際に受給する年金月額などによって老後資金が足りるかどうかは異なりますが、老後は主な収入が年金のみになる世帯が多く、足りない場合は貯蓄を切り崩すことになります。
現役時代のうちから貯蓄を増やしたり私的年金等に加入したりなど、老後の生活費の準備を始めておくと経済的な不安を軽減することができるでしょう。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」
- 厚生労働省「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
木内 菜穂子