合わないと感じたら転職も視野に
本記事では、アンケート調査をもとに、「新社会人が不安に感じていること」について紹介していきました。
新社会人は学生とは異なった課題や悩みが多くなることで、「生活リズムがつかめない」「仕事が自分にあっているかわからない」といった不安を抱えてる人が多いようです。
また、現代ならではの悩みを抱えている新社会人も多く、約7割の新社会人がテレワークに「不安」を抱え、さらに「仕事の進め方の習得」という課題から「テレワーク」に不安を感じている人が約8割もいることがわかりました。
数ヶ月勤務をしてみて、不安が強くなったり勤務形態が合わないと感じたりする場合は、まずは上司に相談してみましょう。
それでも解決しない場合は、転職も視野に入れておくことをおすすめします。
厚生労働省の行った「令和3年雇用動向調査結果の概況」によると、「年齢階級別転職入職率」からは20代が約10人に1人〜2人の割合で転職している結果が出ています。
とくに、大学を卒業して数年間は「第二新卒」と呼ばれ、比較的転職がしやすい傾向にあるため、自分のやりたい仕事と違うと感じた場合は一度求人サイトを見てみるのも良いでしょう。
とはいえ、どの新社会人も始めは挫折と成功を繰り返しながら成長していくケースが多いため、「辛い」「不安」と感じたら、まずは社内の人に相談することが、不安を打開できる第一歩と言えるでしょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和3年雇用動向調査結果の概況」
- 株式会社日本能率協会マネジメントセンター「【イマドキ新人社員の仕事に対する意識調査2022】育成の鍵は 「キャリアの見通し」 と 「自己効力感の醸成」ジョブ型雇用時代におけるZ世代の働く価値観を深掘る」
- 株式会社学情「入社後すぐに「テレワーク」を実施することに「不安がある」と回答した新社会人が7割に迫る。「オンライン授業は多く経験してきたが、授業と仕事は異なると思う」の声/新社会人アンケート」
太田 彩子