老後資金の準備「している」約7割。預貯金の次に多い備え方は?
はじめに4月からの年金額を確認しましたが、加入している年金や加入期間、現役時代の年収によって年金受給額には個人差があります。
また、少子高齢化の現代では、年金への不安も叫ばれています。
では実際にみなさん老後資金の準備はしているのでしょうか。
「終活瓦版」を展開する株式会社林商会が行った老後資金の準備についてアンケート調査によると、老後資金を準備していると答えたのは72%でした(N=180名。2023年3月28日公表)。
どのような方法で老後資金に備えているのでしょうか。
老後資金の準備方法
- 預貯金:80
- 準備していない:48
- つみたてNISA:41
- 個人年金保険:39
- 株式投資:38
- 投資信託:24
- iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金):22など
最も多いのは預貯金で、次につみたてNISA、個人年金保険、株式投資などが続きました。
つみたてNISAやiDeCoは、運用益に通常2割かかる税金が非課税になる国の税制優遇制度です。
現状では預貯金の次につみたてNISAと、NISAの方を利用している人が多くなりました。