バイカオウレンの魅力は?「清楚で健気な花姿」
純白の花がカワイイ
バイカオウレンは1.5センチほどの白い花を咲かせます。透き通るような白が清楚な雰囲気で、やや暗めの森林でひときわ明るく輝くよう。
一見5枚の花弁のように見える部分は実はガクです。花弁は退化して小さな蜜腺(みつせん)になっています。中央にある丸い形の黄色い蜜腺が本来の花弁で、白と黄色のコントラストが鮮やかです。
強い性質で育てやすい
バイカオウレンは耐暑性・耐寒性ともに強く、山野草のなかでは比較的育てやすいのもうれしいところ。日本原産の植物なので気候にも適応力があり、初心者にも育てられます。
常緑の葉も美しい
バイカオウレンの葉は常緑で、切れ込みが入った5枚の葉がイチゴの葉にそっくり。花が咲き終わったあとも1年中地上に残ります。
葉は深い緑色で表面にツヤツヤとした光沢があり、葉脈がクッキリ入ってキレイです。葉も花と同様に小さく、深い緑が花の白さをいっそう際立たせます。
ほふくして広がる
茎根を横に広げながら地面をおおうようにして広がるので、うまく育てるとグランドカバーとしても利用できます。カーペットのように一面に咲き広がる白い花がキレイです。