2.「子育て支援住宅認定制度」認定の住宅を購入するメリット

「子育て支援住宅認定制度」は、住宅を購入する人というより、認定を受ける住宅を販売する事業主にメリットが大きい制度と言えるでしょう。

認定を受けることで他の物件との差別化が期待でき、また広告効果や信頼度の向上も期待できます。

さらに一部の市町村では、整備費用の一部等に補助金を受けることができるようです。

一方、購入者にもメリットはあります。子育て世代の場合、子どもを育てる上で意識すべき住宅購入のポイントは多岐に渡ります。

小学校の立地はもちろん、防音性や子育て支援施設の有無、転落防止などの安全対策など、気になることは多いですよね。

一定の条件を満たした住宅であれば、検討を進めやすいと感じるのではないでしょうか。

また、自治体によっては協力支援団体を募り、「子育て支援住宅認定制度」対象の住宅を購入した場合、住宅ローンの金利を引き下げるところもあります。

これから教育費がかかる子育て世帯にとって、住宅ローンは大きな悩みであるため、こうしたメリットも視野に入れてみるといいでしょう。