マイナンバーカードのセキュリティについて

マイナンバーカードに健康保険証の利用登録を行ったり、公金受取口座の登録を行ったりすれば、それぞれ7500円分のポイントが付きます。

しかし、大切な個人情報を紐づけして「万が一、紛失したら、困ることになるかも?」と考え、手続きを躊躇する方がいるかもしれません。そんな方のために、セキュリティ面についてまとめます。

マイナンバーカードを紛失したときは24時間365日受付のコールセンターに連絡

もし、マイナンバーカードを紛失したときは、マイナンバー総合フリーダイヤル「0120-95-0178(音声ガイダンス2番をお選びください。)」に連絡しましょう。

このフリーダイヤルは、マイナンバーカード専用コールセンターで、24時間365日体制で受け付けを行っており、いつでもカードの一時停止を依頼することができます。

通話は無料で、外国語にも対応しています(英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語)。

もしマイナンバーカードを紛失しても、他人には悪用できない

仮に紛失したマイナンバーカードを他人が拾っても、写真付のカードのため、簡単になりすますことはできません。

マイナンバーカードには、文字をレーザーにより彫り込むとともに、複雑な彩紋パターンを施すなど、特殊加工が施されています。

安易に、顔写真を含めた券面の偽造ができない工夫がしてあります。

マイナンバーカードに搭載されているICチップに含まれるのは4情報だけ

マイナンバーカードにICチップが搭載されています。このICチップに情報が入っていて読み取りができるのでは?と心配される方もいます。

実際にマイナンバーカードのICチップに含まれる情報は、券面に記載されている氏名・住所・生年月日・性別の4つの情報と顔写真、マイナンバー、それに、電子証明書と住民票コードのみです。

ICチップを不正に読み取ることは不可能

ICチップの読み取りに必要な数字4桁の暗唱番号は、一定回数間違えるとロックがかかり、本人が行政窓口にて、手続きしない限りロックを解除することができません。

さらに、ICチップの情報を不正に読み出そうとすると、ICチップが自動で壊れる仕組みになっています。このように、マイナンバーカードは、さまざまな万が一を想定し、高い安全性が保たれています。

マイナポイントの申請はこれで最後かも

Koshiro K/shutterstock.com

マイナポイント第2弾の申込み手続きは、今まで数回、延長されています。

また延長になるのでは?と考え、のんびり構えている方もいるかもしれませんが、今回が最後のチャンスになるとのことです。

年度替わりということもあり、気忙しい日々ですが、何かのついでに、マイナポイントの手続きも済ませてしまいましょう。

参考資料

舟本 美子