4. 家族のライフイベントは、お金や暮らしまわりを見直すタイミング！

今回は今のシニア世代が受け取る、基礎年金（国民年金）と厚生年金の受給額事情を見てきました。現役時代の働き方や収入などにより、老後の受給額は人それぞれであることも分かりました。

平均額だけを鵜呑みにせず、ご自身が将来どれぐらい年金を受給できそうか把握することが大切となってきますね。「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」を活用しながら、老後の生活費を意識した資産づくりを進めていきたいものです。

働き盛りの時は、結婚や子育て、マイホーム購入など、お金がかかるイベントが目白押し。これらの出費で頭がいっぱいになりがちです。

親世代のリタイアや、子どもの入学や卒業などの「節目」は、お金や暮らし周りについて見直すきっかけとなるかもしれません。ご自身、そして家族の遠い将来に向けたマネープランを考える時間をぜひ持ちましょう。

インターネットを通じて、欲しい情報はすぐに自分自身で手に入れられる時代。正しい知識を身につけ、理想の老後を迎える準備をしてみてはいかがでしょうか。

参考資料

山本 大樹