40歳代から「月5万円・年率3%」積立投資のシミュレーション
では、現在40歳代の人が、毎月5万円を年率3%で30年間積立投資できた場合、どのくらいお金が増えるのか、金融庁の資産運用シミュレーションで試算をしてみましょう。
月5万円を積立投資すると、1年間で60万円を投資し、30年間で投資元本は1800万円となります。
年3%で運用できたとすると、利益は1113万7000円となり、30年後には合計で2913万7000円となりました。
一般の課税口座で資産運用を行った場合には、利益に対して約20%の税金がかかりますが、新NISAはすべて非課税となります。
この場合、本来利益にかかる税金約222万7400円(1113万7000円×0.2)は非課税となり、自分のお金にすることが可能です。
新NISAで投資ができる総額は1800万円までなので、毎月5万円ずつ投資をすると、30年間で総枠を使い切ります。40歳から資産運用を始めると30年後には70歳ですが、まだまだ元気に生活している可能性があるので、この運用したお金は老後の重要な資金源となりますね。
年金に加え、資産運用で増やした3000万円近いお金で、豊かな老後を過ごすことができると考えられます。