5. 老齢年金から老後のマネープランを立ててみては

男性の老齢年金(厚生年金と基礎年金)の受給額事情を見ていきました。

シニア単身世帯の目安支出額である「月15万円」を年金収入でカバーできる割合は64.2%のようです。

残りの割合の方、あるいは15万円以上であっても生活費がもっとかかる方は、年金以外の備えが必要になるでしょう。

やみくもに老後資金の準備を始めても、あいまいな目標ではモチベーションが維持できません。

まずは年金の目安額を知ることから始め、必要な老後資金を算出してから貯蓄を始めてみてはいかがでしょうか。

もちろん貯蓄だけでなく、老後に働き続けるのも選択肢の一つです。あるいはNISAやiDeCoなどの資産運用をとりいれ、お金に働いてもらうという視点も大切になりますね。

参考資料

太田 彩子