60歳代の貯蓄額「平均・中央値」はいくら?金融資産保有額の分布を確認
老齢年金はいくらもらえる?セカンドライフのための資産形成に向けて
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総務省統計局が発表した2023年1月分の消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合指数で対前年4.2%の上昇となっています。
さらに、電気代とガス代はともに前年同月を20%超える上昇となっており、家計を圧迫し続けていますね。止まらぬ物価上昇はすべての世代にとって痛手となりますが、この先収入の増加が見込みにくいシニア世帯にとっては特に影響が大きいでしょう。
一方で、日本では「シニア世代はお金持ち」というイメージもありますが、実際はどうでしょう。今回は年金生活をスタートする人も多い60歳代のお金事情にスポットをあて、貯蓄額などを確認していきます。
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執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/ファイナンシャルプランナー/MDRT日本会会員
立命館アジア太平洋大学卒業後、自動車や通信業界にて営業職に従事。その後、ジブラルタ生命保険、株式会社ほけんのぜんぶに入社し、生命保険販売業務に携わる。生活全般に関わるお金の相談に対応が可能で、特に教育費・老後資金の準備、相続の相談などを得意とする。現在は個人向け資産運用のサポート業務をおこなう。表彰歴多数。2020年、2021年度MDRT日本会会員。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。