総務省統計局が発表した2023年1月分の消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合指数で対前年4.2%の上昇となっています。
さらに、電気代とガス代はともに前年同月を20%超える上昇となっており、家計を圧迫し続けていますね。止まらぬ物価上昇はすべての世代にとって痛手となりますが、この先収入の増加が見込みにくいシニア世帯にとっては特に影響が大きいでしょう。
一方で、日本では「シニア世代はお金持ち」というイメージもありますが、実際はどうでしょう。今回は年金生活をスタートする人も多い60歳代のお金事情にスポットをあて、貯蓄額などを確認していきます。