「人生100年時代」はすぐそこまで来ています。長寿時代を見据えて気になるのは、やはり「お金のこと」という人は多いでしょう。
定年退職が近づくにつれ、老後を意識する方は増えます。特に退職まで残り10年前後となる50歳代にとっては気になるトピックですね。
人それぞれ、「ゆとりの老後」を思い描きますが、それを実現するためには日頃からの資産形成は欠かせないものとなるでしょう。ライフスタイルや家族構成などにより、お金事情には世帯差が出ます。
今回は、いまどきの50歳代の「おひとりさま世帯」の貯蓄事情に関するデータを眺めた後、老後に向けた資産形成について考えていきます。
【注目記事】不労所得で月30万円稼ぎたい!不動産投資など、初心者でも始められる現実的な方法とは?
執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/ファイナンシャルプランナー/MDRT日本会会員
立命館アジア太平洋大学卒業後、自動車や通信業界にて営業職に従事。その後、ジブラルタ生命保険、株式会社ほけんのぜんぶに入社し、生命保険販売業務に携わる。生活全般に関わるお金の相談に対応が可能で、特に教育費・老後資金の準備、相続の相談などを得意とする。現在は個人向け資産運用のサポート業務をおこなう。表彰歴多数。2020年、2021年度MDRT日本会会員。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。