1. 【おひとりさまの貯蓄額】50歳代世帯の平均・中央値はいくら?
まずは金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査 令和4年(2022年)度」から、50歳代・単身世帯の貯蓄事情を見ていきます。
1.1 50歳代・おひとりさま世帯の貯蓄額
- 平均:1048万円
- 中央値:53万円
50歳代・単身世帯の金融資産保有額の平均は1048万円。「1000万円」の大台には乗っているものの、より実態に近い「中央値」を見ると53万円と、大きな差があります。
2000万円以上を保有する世帯は13.7%いる一方で、金融資産非保有世帯の割合は39.6%。約4割が「貯蓄ゼロ」という現状です。
次では、他の世代や、二人以上世帯の貯蓄事情と比較しながら見ていきましょう。