国税庁の「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、2021年の平均給与は443万円でした。

ここ30年は平均年収が400万円台で推移していると言われる日本。

では、現役時代の生涯年収が平均で400万円だった場合、厚生年金はいくら受け取れるのでしょうか。

支払うべき保険料の月額もあわせて見ていきましょう。

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1.【老齢年金】厚生年金と国民年金の構造を再確認

まずシミュレーションを始める前に、年金制度の基本をおさらいしましょう。

日本の年金制度は、国民年金と厚生年金の「2階建て」となっています。

ベースとなるのは1階部分の「国民年金」で、会社員や公務員などは「厚生年金」にも上乗せして加入します。

出所:日本年金機構「国民年金・厚生年金保険 被保険者のしおり」(令和4年4月)、厚生労働省「日本の公的年金は『2階建て』」をもとにLIMO編集部作成

厚生年金の保険料は、国民年金部分を含めて基本的に給与から天引きされます。

現役時代に納付した保険料と加入期間により、将来の老齢厚生年金額が決まるという仕組みなのです。

では、年収が400万円の方はいくらの厚生年金保険料を納めているのでしょうか。