70歳からの老後に備えたマネープランを

今回確認したように、70歳代でまとまった貯蓄を保有している世帯がある一方で、貯蓄ゼロ世帯もありました。

また平均的な月の収支を確認しましたが、個人差が大きくなります。

まずはご自身の将来の年金受給予定額について、ねんきんネットやねんきん定期便などで調べるといいでしょう。

月の支出についても把握し、できれば早くから固定費を下げる工夫を行いたいところです。お子さんがいるご家庭では、お子さんが巣立った後から生活のダウンサイジングを検討しましょう。

また、現代では長く働く方が増えたり、また2024年から新NISAがはじまる予定であり投資への注目も高まりつつあります。

これまでの預貯金や公的年金だけでなく、その他の選択肢についてしっかりと調べ、自分に合った方法を選ぶことがより重要となるでしょう。

参考資料

宮野 茉莉子