【60歳代の貯蓄】平均は1819万円も中央値は700万円に
今回は金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上上世帯調査](令和4年)」をもとに、最新の60歳代・二人以上世帯の貯蓄を確認しましょう。
60歳代・二人以上世帯の貯蓄平均と中央値(金融資産非保有世帯を含む)
- 平均:1819万円
- 中央値:700万円
60歳代の貯蓄は平均が2000万円近くにはなりましたが届きませんでした。
平均は一部の富裕層に影響され、より実態に近い中央値は700万円と大きく下がりました。
分布を見ると、貯蓄2000万円以上は29.1%の一方、貯蓄ゼロの世帯は20.8%という結果に。
2019年に話題となった「老後2000万円」の難しさを感じる結果となりました。