児童手当のリアルな使い道
では現在児童手当を受給している方は、何に児童手当を使っているのでしょうか。ARINA株式会社から見ていきます。
「子ども手当・児童手当は何に使っていますか?」の問に対し、もっとも多かった回答は「子どもの将来の為の貯金」でした。
次いで「生活費」「習い事費」「学習塾費」「投資」と続きます。
「子どもの将来の為の貯金」とした理由として、以下の声がありました。
- 普段の生活では、余裕が無く貯金ができないから、せめて児童手当は貯金するようにしています。
- 前に子ども手当をしっかり貯めると200万円ほどになると聞いて貯めよう、大学などお金がかかるときに使おうと思ったからです。
- 今後のことを考えると、大学費用などのために貯金をしておきたい。
受給できるのは中学校卒業までですが、むしろ教育費用が増えるのはこの後です。
教育費に向け、できる限り貯金に回している様子がわかります。
一方、「生活費」として回答した方は、理由を以下のように答えています。
- 子どもの将来資金に貯めたいが、余裕がない。
- 子どものために貯金したいと思いますが、生活費として使っています。
- 毎月の生活費が少し足りないのでそこに充ててしまう。
- 生活費や子どもの部活や学校で必要な物を購入する際に使っている。
教育費のピークは高校~大学と言われますが、中学生までの子どもを育てるのにもお金がかかります。
将来への貯金が大事とわかりつつ、日々の生活費や学校費用に使っている世帯もまた多いようです。