2. 60歳~90歳以上「国民年金」の平均的な受給月額

まずは、2022年12月に厚生労働省から公表された「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考に、国民年金の受給額を1歳刻みで確認します。

2.1 国民年金の一歳刻みでの平均月額

  • 60歳 3万8945円
  • 61歳 4万150円
  • 62歳 4万1904円
  • 63歳 4万3316円
  • 64歳 4万3842円
  • 65歳 5万8078円
  • 66歳 5万8016円
  • 67歳 5万7810円
  • 68歳 5万7629円
  • 69歳 5万7308円
  • 70歳 5万7405円
  • 71歳 5万7276円
  • 72歳 5万7131円
  • 73歳 5万7040円
  • 74歳 5万6846円
  • 75歳 5万6643円
  • 76歳 5万6204円
  • 77歳 5万6169円
  • 78歳 5万5844円
  • 79歳 5万5609円
  • 80歳 5万5483円
  • 81歳 5万7204円
  • 82歳 5万6981円
  • 83歳 5万6815円
  • 84歳 5万6828円
  • 85歳 5万6404円
  • 86歳 5万6258円
  • 87歳 5万5994円
  • 88歳 5万5560円
  • 89歳 5万5043円
  • 90歳以上 5万1382円

2.2 65歳未満の金額は低い傾向に

65歳未満の受給額が低くなっている様子がわかります。

これは、主に繰上げ受給を選択しているためです。

出所:日本年金機構「年金の繰上げ受給」

繰上げ受給とは、年金を本来の65歳より前に受給を開始することにより、受給額が減額になる制度のことです。

減額は65歳になっても元に戻ることはなく、一生涯続くことになります。