70歳代以上で貯蓄4000万円以上世帯の割合はどれくらいか
総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)詳細結果-(二人以上の世帯)」によると、70歳代以上世帯の貯蓄高は以下のとおりです。
70歳代以上の貯蓄
195万6775世帯
- 100万円未満 :16万7923世帯(8.6%)
- 100万円以上200万円未満 :7万330世帯(3.6%)
- 200万円以上300万円未満 :6万4911世帯(3.3%)
- 300万円以上400万円未満 :7万416世帯(3.6%)
- 400万円以上500万円未満 :5万8418世帯(3%)
- 500万円以上600万円未満 :7万836世帯(3.6%)
- 600万円以上700万円未満 :5万5234世帯(2.8%)
- 700万円以上800万円未満 :6万223世帯(3.1%)
- 800万円以上900万円未満 :6万6513世帯(3.4%)
- 900万円以上1000万円未満 :6万1314世帯(3.1%)
- 1000万円以上1200万円未満 :9万9750世帯(5.1%)
- 1200万円以上1400万円未満 :10万894世帯(5.2%)
- 1400万円以上1600万円未満 :7万7963世帯(4%)
- 1600万円以上1800万円未満 :7万6228世帯(3.9%)
- 1800万円以上2000万円未満 :5万7397世帯(2.9%)
- 2000万円以上2500万円未満 :16万4838世帯(8.4%)
- 2500万円以上3000万円未満 :12万1503世帯(6.2%)
- 3000万円以上4000万円未満 :17万7626 世帯(9.1%)
- 4000万円以上 :33万4458世帯(17%)
4000万円以上の貯蓄がある世帯は約17%です。約6世帯に1世帯が貯蓄4000万円以上を保有しています。
また、貯蓄3000万円以上の世帯は26.1%(9.1%+17%)と、4世帯に1世帯です。
一方で、貯蓄が100万円未満の世帯も8.6%いて、十分な貯蓄がある世帯と貯蓄が少ない世帯で差が大きくなっています。
今の現役世代で考えると、退職金の支給額が減ったり、退職金制度を廃止したりする企業もあるため、将来は貯蓄4000万円以上の割合は減っているかもしれません。