1. おひとりさま女性の現状
厚生労働省「令和4年版厚生労働白書-社会保障を支える人材の確保-」によると、女性の50歳時点の未婚割合は2015年時点で14.9%でした。
同白書によると、今後も女性の未婚割合が増加し、2025年時点で18.4%まで、2040年には18.7%まで増加すると予測されています。
また、総務省「令和2年国勢調査 人口等基本集計結果 結果の概要」によると、女性の一般世帯に占める単独世帯の割合は以下のとおりです。
「15~24歳」「25~34歳」では単独世帯の割合が高いですが、結婚する女性が多いため、「35~44歳」で単独世帯の割合が減少すると推測されます。
しかし、その後は年齢に応じて単独世帯の割合が上昇します。75歳以上になると4人に1人が単独世帯です。
生涯未婚率の上昇や長寿化によって、女性のおひとりさま世帯の数と割合は今後も増えると予測されます。