65歳以降・リタイア世帯「年金・生活費・貯蓄」をデータで確認
生活保護世帯の半数が「65歳以上」という事実も
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「生活保護受給者の半数以上は65歳以上の高齢者」というデータがあります。
厚生労働省の「生活保護制度の現状について(令和4年6月3日)」によると、令和4年3月における生活保護受給世帯は約164万世帯。そのうち56%が65歳以上の高齢者世帯です。また、高齢者の生活保護受給者数は年々増加傾向にあります。
少子高齢化が進む今、生活保護に頼らざるを得ないシニア世代が増えているのです。「人生100年時代」に老後を過ごす現役世代が看過できない事実といえるでしょう。
今回は、「65歳以降・リタイア世帯」のお金事情に関するデータを見ていきます。現役世代が老後に向けたマネープランを作る上でのヒントとなりそうでしょうか。
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執筆者
福岡女学院大学・人文学部英語学科卒。卒業後、日本郵便株式会社にてリテール営業に従事。投資信託や生命保険の販売では商品分析を得意とし、豊富な商品知識を持つ。はたらく世代のお金の悩みに徹底的に寄り添う姿勢で顧客からの信頼も厚い。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、Instagramを中心に、SNSにて資産運用のはじめ方や資産形成のコツについて積極的に情報発信をしている。Yahoo!ニュース経済カテゴリーでアクセスランキング1位なども達成。一種外務員資格(証券外務員一種)、保険募集人資格などを保有。