「生活保護受給者の半数以上は65歳以上の高齢者」というデータがあります。
厚生労働省の「生活保護制度の現状について(令和4年6月3日)」によると、令和4年3月における生活保護受給世帯は約164万世帯。そのうち56%が65歳以上の高齢者世帯です。また、高齢者の生活保護受給者数は年々増加傾向にあります。
少子高齢化が進む今、生活保護に頼らざるを得ないシニア世代が増えているのです。「人生100年時代」に老後を過ごす現役世代が看過できない事実といえるでしょう。
今回は、「65歳以降・リタイア世帯」のお金事情に関するデータを見ていきます。現役世代が老後に向けたマネープランを作る上でのヒントとなりそうでしょうか。